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[コメント] ジョゼと虎と魚たち(2003/日)

彼は思いっきり「普通」であった。
あちこ

ジョゼと恋に落ちたのも、ある意味「他の女の子とは違う部分」に惹かれるっていうベタなとこかもしれないし。 でも逃げちゃったり(それはいいとしても)、泣き出して「友達にはなれない、もう会えない」とか考えたりするのも、中途半端でありがちな人間で。 途中からセフレの子がでなくなるのも、お嬢様がちょいちょい出てくるのも、すべて彼が「普通」の人間だからなんじゃないでしょうか。

ルミノール反応を知らなかったり、初めから障害者にビビらずお腹を満たして満足しているあたりすらも。

だからこそヘンにドラマチックにも、少女マンガにもならない。

そしてツマブキくんはそれができる役者だ。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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