[コメント] SUPER8(2001/独=伊)
よし、「ウンザ・ウンザ・リズム」今度オレもライブで使おう。[シネ・アミューズ・ウエスト]
映画を離れてこのバンドを評価するなら、(日本から見て)特に目新しい音楽をやっているわけでもないし、とりわけ技術が高いというわけでもないのだが、「いろんなジャンルをやってきたおかげで音楽的な素地ができた」というメンバーを見て、これはやはり世界のミュージシャンに共通なのだなと改めて実感した次第。
母語のみならず、英語・ドイツ語のレパートリーも持っていることもまた彼らの強みだろうな(地理的な要因を考えると当たり前なのかも知れないが…)。
でもな、チューナーくらい買えよ! 弦楽器には必需品だろ! コロガシ(業界用語)をあんなにたくさん(必要以上に)出せるハコを使えるくせに。
さて映画に戻って、この作品自体を評価するなら、9分9厘オーソドックスに作って、最後にピリッと毒を入れたという感じかな。いや、毒は全編にわたって入っているんだけど、気づかれないように上手く料理してあるんだ。
それでも、やっぱり「クストリッツァの映画」としてよりも、「ノー・スモーキング・オーケストラの映画」として観たほうがいいかもね。
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