[コメント] 女の勲章(1961/日)
タイトルとは裏腹に、田宮二郎、森雅之、内藤武敏の俳優陣に強く印象が残る。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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田宮はイケメンっぷりよりも怖さが際立ち、その喋りと押しの強さに圧倒される。メガネがイケメン度合いは減殺しているように感じたが、ホラー度は上げている。
メガネと言えば、京マチ子との濡れ場では途中でメガネを外し、若尾文子が行為後にスタンドの灯りをつけるとそこにメガネがあり、中村玉緒がさっさと床を出ていくと慌ててメガネをかける、というメガネ三段活用がハマっていた。
森雅之には、「せめて見苦しくなく別れましょう」と言って京マチ子に握手を求める、あまりにドライで残酷な身の引き方に驚かされた。
内藤武敏は、かつてこっぴどく自分をフった若尾が学院のために会社を訪れた際に、「そう。君はそれだけを言いに僕に会いにきたんですか」とポツリという様に、心がつかまれた。
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