続編公開にあたり観てみたんですが、思ったほどではなかったのでビックリしました。もっと面白くてもっと壮大な冒険活劇だと思っていたんだけど…。子供の頃に観ていればそう見えたのかな？とも思いますけど。あの有名な石ゴロゴロなんて思いっきりオープニングなんですねー。てっきりラストの見せ場だと思ってました。すごい思い込みだ。これは絶対井上順のインディ･ジューンズのせいだ！！

しかも私が借りたDVDはデジタルリマスターされたものなのか、あまり昔っぽさを感じる事の出来ない映像でした。丈を通って太陽の光が一直線にピー！と伸びるところとか、明らかに光は上から処理しました！みたいになっている。それはそれでいいけど、もともとのちゃち臭い（と思われる）光で充分なんです。別にデジタルリマスターを否定する訳じゃないし、リマスター処理されて新たに素晴らしく生まれ変わった作品もあると思いますが、この作品の場合、それは不要だったと思います。そもそも昔の映画には昔の良さってのがあると思うし、その当時の最新技術を持ってして作られた作品ならばなおさらそれを見せて欲しかったなー。続編のポスターも80年代の映画みたいにイラストで、子供の頃に親に映画館に連れていってもらって観た『グーニーズ』や『ニューヨーク東８番街の奇跡』を思い出し、そういうところが逆にワクワクしたんですが、中途半端にデジタル処理を施したばっかりに、そんな古い映画の良さが消えてました。マスター映像はもうないのかな？次作はマスターの方で見たい！そして続編にあたる4作目はそんな80年代の冒険映画の良さを少しでも感じられる出来になっていたらいいなーと思います。（あんまり作品のレビューになってなくてスイマセン）

----------

08.04.26　記