[コメント] 非行少年 陽の出の叫び(1967/日)
藤田敏八の監督デビュー作だが70年代作品のアンニュイな緩さはまだなく、むしろ60年代松竹ヌーベルバーグ風。仲間と群れることを拒否し、といって社会に居場所を求めるでもない主人公(平田重四郎)は、数年後に登場する“しらけ世代”を予見しているように見える。
(ぽんしゅう)
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