[コメント] この広い空のどこかに(1954/日) - 更新順 (1/1) -
敗戦のほころびと復興の糸口が混在する時代にあって、ささやかな幸福を明日に託す市井の人々のとっても“良い”お話し。ですが、このポジティブ思考は、文句を言わず現状を受け入れ、苦痛の原因や矛盾の責任を追及しないという、ふたつの“放置”に依拠している。 [review] (ぽんしゅう) | [投票] | |
伏線が細かくて巧み。また、多様な価値観や背景が入り乱れつつもそれなりに調和していく、という物語には素直に共感できる。高峰秀子の演技が素晴らしい、ということだけでも忘れ去られてはほしくない作品。シアワセのボールよ、カモーン。 (tredair) | [投票] | |
意外とシビアな内容でビックリ。一応主演の佐田啓二と久我美子はいわば狂言回し的存在で、話の軸はどちらかと言うと高峰秀子の様に見える。浦辺粂子が出色!['03.3.13高槻松竹セントラル] (直人) | [投票] |