[コメント] 白鷺(1958/日) - 投票数順 (1/1) -
泉鏡花原作の映像化作品は、あまり面白いと思った事が無いが、これはまあまあ。賀原夏子も好演だが、山本富士子が何をしても美しく、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」とは、まさに山本富士子の為にある言葉。['05.5.27京都文化博物館] (直人) | [投票(1)] | |
白鷺は、画家−川崎敬三からヒロインの山本富士子へ贈られる絵画の図柄だが、山本は全編白のイメージをまとう。さらに、エンディングの白い長襦袢にも白鷺があしらわれるが、彼女の周りには、赤や青や黄の原色も沢山散りばめられる、美しいカラー映画だ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |