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[あらすじ] ホラ吹き太閤記(1964/日)

時は戦国、尾張に一人の青年・木下藤吉郎(植木等)がいた。一国の主を夢見る彼は、勢力を伸ばしつつあった武将・織田信長(ハナ肇)の元に仕え始める。草履取りから厩番を経てようやく侍として認められ、城の城壁工事を3日で完成させたことがきっかけでついに足軽頭までに出世した。しかし戦国の世、安穏としてはいられない。天下を狙う隣国の武将・今川義元が尾張に攻め入って来た!戦の前に恋仲のねね(浜美枝)と婚姻を交わして意気発奮の藤吉郎は、果たして義元の首を討ち取れるのか?!おなじみの太閤記を当時はやりのサラリーマン映画に引っ掛けたコメディー時代劇。
荒馬大介

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 古澤監督としては初の本格時代劇となったが、日本一の男シリーズでも見せた豪快演出はここでも健在。クライマックスの合戦シーンを大胆にもヘリコプターからの空撮で捕らえるという、従来には無い演出にもチャレンジしている。ただこの手法は当時としては異端だったらしく、稲垣浩監督は「邪道だ」とコメントしている。

 ただ勢いが付きすぎたのか、よく観るとロケバスも映っているのはご愛嬌。

(評価:★4)

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