[あらすじ] 海と毒薬(1986/日)
昭和20年初夏、撃墜した本土爆撃のB−29搭乗員が九州大学医学部に連行された。目的は彼等捕虜を使っての生体解剖だった。実話を元にした遠藤周作の原作を映画化。ベルリン映画祭で上映された際には主催者が救急車を待機させたエピソードも残る。ストーリーは「生体解剖」に関わった二人の研修生の心の葛藤を対比させながら、日本人の「罪と罰」を問い詰めていく。キリスト教の洗礼を受けた遠藤周作が、日本人には「良心の罰」は存在するのか否かを問い掛けている問題作。
(sawa:38)
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