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[あらすじ] 殺人に関する短いフィルム(1987/ポーランド)

「黒猫の首吊り」― 「ある若者」はまるで舵を失った船のように、緩やかに暴走、まだイタズラと呼べる罪を犯しつつワルシャワの街を歩く。雑貨店で白い紐を買い、少女が写った古い写真の引き伸ばしを頼む。そしてカフェへ― 「弁護士の卵」は、弁護士になるための口頭試験中。死刑についての考察を問われ、模範的解答、そして見事合格。恋人の待つカフェへバイクを走らせる― 「タクシーの運転手」は、寒さの中で急用で待つ客を無視したり、散歩中の犬を驚かせたりと、意地悪い反面、黒い野良犬には、妻が拵えたサンドイッチを投げ与える― 「ある若者」がタクシーに手を挙げた…。『十戒』のひとつである「裁判を経ない殺人の禁止」をモチーフに、制度による暴力・死への反対を訴える。劇中の殺人シーンは約七分と映画史上最も長い記録なのだそうだ。
(★4 muffler&silencer[消音装置])

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このあらすじを気に入った人達 (4 人)Myrath 赤目 ina tredair

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