[あらすじ] 力道山(2004/韓国=日)
終戦直後の日本。ある相撲部屋に一人の力士がいた。その名は力道山(ソル・ギョング)。朝鮮半島出身の彼は、先輩たちからのいじめや差別を受けつつも、有力なタニマチ・菅野(藤竜也)に認められ頭角を現す。綾(中谷美紀)という女性と一緒になることもできた。しかし関脇まで昇った彼を待っていたのは、やはりその出自による差別であった。大関の夢を断たれた力道山が目指したのは、国籍が物を言わぬスポーツ…プロレスであった。[159分/カラー/シネマスコープ]
得意技の空手チョップを武器に活躍して絶大な人気を博し、現在では「日本プロレスの父」と呼ばれるレスラー、力道山(本名:キム・シンラク、戸籍名:百田光浩)の半生を描いた伝記映画。
力道山を演じたソル・ギョングは役作りのために28kg増量し、プロレスシーンや日本語が97%を占める台詞も吹き替えなしでこなした。
韓国では興行的には振るわなかったものの、大鐘賞では監督賞・撮影賞を受賞している。
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