[あらすじ] 死ぬにはまだ早い(1969/日)
不倫の関係にある元レーサーの松岡(高橋幸治)と弓子(緑魔子)。情事を終え、夜の高速を走る二人がふと立ち寄ったドライヴ・インのレストランに、目をギラつかせた若い男(黒沢年男)が入ってくる。彼は、自分の恋人がこの店で他の男と待ち合せをしていたことを知り逆上し、たった今殺してきたのだという。しかし、当の果たし相手がまだ店に現れていないことを知ると次第にイラ立ち始め、訊問に立ち寄った警官を撃ち殺し、店にいた10人の客を人質に立てこもる。
黒澤明の『悪い奴ほどよく眠る』等で助監督を務めていた西村潔の監督デビュー作。原作は菊村到の小説『閉じこめられて』。劇伴が一切使われていない代わりに、舞台となるレストランのジューク・ボックスからは、ゴールデン・カップス「クールな恋」やタイガース「青い鳥」といった当時のヒット曲が流れてくる。
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