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[コメント] スモーク・シグナルズ(1998/米)

インディアンは嘘をつく
ボイス母

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







すっごいいい映画で、思いの外、感動の涙なんか流しちゃったりした。 口伝えで民族の記憶を受け継ぐ_というネイティヴアメリカンの伝統をふまえた物語の展開も良いし、二人の幼なじみが交わす会話も「R2D2とC3POかい!?」みたいなノリで非常に面白い。

そこにお互いを思いやるちょっとした優しい嘘や隠し事が挿入されると、何故か見ているワシの心がホクホクと暖まってくる。 「いやあ、良い映画だなあ」とシミジミ、感動の涙を気持ち良く流した。

バッファローは狩らないけれど、サケももう川には居ないけれど。 でも滝は流れ、時間は流れて行く。 多分、この心の痛みを忘れさせ、心の傷を塞いでくれるのは「時間だけ」なのだ。

その時は必ず来る。と水は流れて教えてくれている。 出演するどのインディアンの皆さんも「いい顔」をしていて、惚れ惚れと見とれてしまった。

(評価:★4)

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