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[コメント] さよなら、さよならハリウッド(2002/米)

今一つユーモアの波長が合わず、笑えなかった。風刺もなんだか切れ味があるようには思えず、正直、中途半端な印象を受けた。
Walden

ウディ・アレンの映画を観るのは今回が初めて。

最初は、彼自身が演じる主人公ヴァルの性格にどうにもイライラさせられて(これ自体は演技がうまかったというべきなのだろうが)、後半になるまで慣れなかった。

いくつかの笑うべきシーンも、どうもツボにハマらず、笑うことができなかった。

最後のオチで、ようやく少しああなるほどと思えたが、時既に遅し。

風刺として、切れ味が鋭いとは思えないので、「だから何」と言いたくなってしまう。

全体の雰囲気はそれほど嫌いではないのだけれど・・・向かないのかなあ。

(2006年5月5日(金)・DVDにて観賞)

(評価:★3)

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