やりたいことを貫き通すのか、現実を受け入れるのか。難しい問題だし、実際それは人それぞれだと思う。やりたいことと、できることは必ずしも一致しないし。やりたいことができたとしても幸せとは限らない。

ただ、映画としてはどちらかに振り切れてほしかった。まあ、最終的にはクラウザーさんでいることを選択したということなんだろうけど、それにしては「SATSUGAI」の前に場違いな「甘い恋人」を歌ってみたり。まあ、そういうギャグだと言ってしまえばそれまでだけど、なんかとても中途半端。

あ、自分なら他人の夢のためだけに生きるなんて、まっぴらごめんです。自分すら満たせない人間が他人を満たせるとも思えない。