[コメント] イングロリアス・バスターズ(2009/米=独)
同じ復讐劇とはいえ,「キル・ビル」とは異なった痛快な人間模様。「レザボア・ドッグス」のように,残虐なシーンを敢えて映さない手法を取れば,更に好印象だが,「パルプ・フィクション」に通じるシニカルな笑いが心地良い。
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映画を見終った人むけのレビューです。
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レザボア・ドッグスで,耳を切り取るシーンを敢えて映さないのが,色々な意味で成功していると思ったので,今回も,頭の皮を剥ぐシーンは,きっちり映さなくても良かったのではないのかと思う。でも,一緒に観に行った人は,いちいち丁寧に皮を剥ぐシーンが,かえって可笑しかったと言っていたので,そういう意味でのブラック・コメディ的要素があるのかもしれない。いずれにせよ,ストーリーもよく練られていて,楽しめた映画。タランティーノはやっぱり面白いんだと再認識。
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