主人公の女形をやっていたという設定について、アニメ版では父親との確執という要素出しか使われていなかったため、あえて女形にする意味は感じられず、不満があった。 劇場版では、この設定がアニメ版より活かされていた。

またアニメ版では三角関係でのすれ違いや確執が多く描かれていたが、劇場版では比較的あっさりしており、三角関係ものが個人的に好きではない自分にとっては好感度が高かった。

追加されていたシーンも、好きなものが多い。 シェリルが自費で軍を動かすシーンは、非公式の軍の身軽さやシェリルの性格を表すことができる良いエピソードだと思った。

アニメで「蛇足では？」と思われた点が、上手く整理されており、劇場版にした意味が大きく感じられた。