犬を使って人間ドラマをしたいのかその逆なのか不明なまま進むベタな展開にゲンナリ。犬と人間がやっと対等になる頃にはデニス・クエイドが出てしまっていて、始まったと思ったらエンドロールに突入というやりきれない感じが居心地悪い。題材だけにファミリー層向けなのだろうが、転生系映画に100分は短すぎるだろう。時の流れを全く感じない。ジョン・オーティスの警察犬や黒人家族の通り道エピソードが何の役にも立ってないのはいかがなものか…。

過去に飼い犬を失った身としては涙涙なハズなんだが、人間の犬への愛情を勝手に変換して犬にしゃべらせてる感あり。その点では映像化の時点で失敗だったのかも。嫁さんが感動してたから続編もみるけどね笑