気付くのが遅かった。「好きな映画のジャンルは？」と聞かれ、いつもとりあえず「ロマコメ」と答えていたが、未だに『キューティー・ブロンド』も『トゥーウィークス・ノーティス』も観ていない私がちゃんちゃらおかしい返答ではないか。 私が好きなのは「ワンシュチュエーション・ドラマ」だ。 『暗くなるまで待って』に始まり、『ラヂオの時間』、『裏窓』、『アパートの鍵貸します。』、『パニックルーム』、『誰も知らない』、そしてこの『フォーン・ブース』。私が血湧き肉踊るのはこのジャンルだ。間違いない。（←言いたかったのコレ♪）

コリン・ファレルは『デアデビル』が最初。『マイノリティ・リポート』が次。そしてこれ。やっぱ評判通りいいなあ。前２作はあんまり印象がなかったけど。 「ブリトニーによろしく言っとけ。」とか完全に自分のパロディだし。最後には奥さんラブだし。おいしすぎる。 　よく緊張感が続くなあ、と感心していたが違った。これは７日間で撮った映画だそうな。そりゃあそれだけ短期間に撮ってしまえば、逆に緊張感を保つは楽だろうな。ここで気付いたのは、撮影の長い、時には一年以上もかかってしまう大作の中で緊張感を保つ演技の方が、よっぽどすごいんだということ。ということは、『トロイ』のブラピ、がんばったよね。そしてこのコリン・ファレルを『タイガー・ランド』の頃からすでに「やつは最近の若手の中でピカイチ。」と雑誌に語っていたブラピ。ブラピすげえ！！ と、コリンの独り舞台映画を観てブラピに感心する私。　　　　　もどうかな。

あと、刑事さん好きよ！かっっちょいいよ！　あとジャック・バウアーことキーファー・サザーランド。これ絶対声でバレるの狙ってる（２４世紀FOX制作だし）だってキーファーだって想像しながら観たらすごい面白いんだもん！！！！　　　　って、兄に指摘されるまで全く気付かなかった私。　　　　　（04/8/31）