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[コメント] ダウン・イン・ザ・バレー(2005/米)

「俳優家業はやめられない。」・・・なんて声が聞こえてきそうだ。
きわ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







人の良い、変わり者の素朴なカウボーイ。流れ流れた地で美しい少女と出会う。平原で育まれるラブ。

ってそんなんで終わる訳無いよな、このアンビシャス演技派エドワード・ノートンさんがプロデューサーまでやってんだから。 ハーレン(ノートン)がトーブ(エヴァン・レイチェル・ウッド)を撃った時点でようやく本筋に入った。そこから色々と掘り下げようとはしてるけど、結局はカウボーイに倒錯したイカレポンチでしたって話。せっかく存在感も才能も有望な若手すえたんなら、もうちょっとなんとかして欲しかった。なんか全部(役・キャスト・ロケーション)生殺し状態。もったいない。結局これノートンが「俺のキャラじゃカウボーイ役なんて一生できねえな・・でもやりてえんだよな・・なんか俺に合いそうなちょっとヒネった脚本ねえか??おっあるじゃねえか!俺好みの美少女使ってやってみっか!」ってノリで作ったようにしか見えん。だめだよそういうことしちゃあ・・・。(それにしてもデビッド・モースはいつみても渋い。でもいつも同じような損な役回りばっかりやってるなあ・・ストレス溜まらないかな。余計なお世話かな。)(07/5/27 DVD)

(評価:★2)

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