[コメント] Mr.インクレディブル(2004/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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普段は夫婦喧嘩や姉弟喧嘩したりしてるインクレディブル一家、でもいざとなると家族の為に身体を張る一家なんです!そんな家族に僕は号泣しっぱなしでした!
まずはジェット機が撃墜されて母子共に海に落下した時に、母が手を伸ばして子供を抱きかかえる場面で胸を打たれました。「ああ、ヘレンは本当に子供達が好きなんだな、大切な存在なんだな」と。母に包み込まれる子供達、一目見ただけで母に愛されている事が一目瞭然ですもの。
湖に潜っているヴァイオレットが、銃で撃たれそうな時に、弟のダッシュが助けました。次に弟がピンチに陥ると姉が命懸けでバリアを張って助けます。「普段は憎まれ口を叩き合う姉弟だけど、本当はお互いの事が好きなんだ…」と思うと、またまた号泣です。
そしてボブの「もうお前達をあんな目(危険)に遭わせたくないんだ…」(I can't. not again.)と言う台詞で僕の涙はフロゾンでも凍らせる事が出来ない程の量に達しました。
自分の命よりも大切なもの、それが家族、家族愛なんですよ。彼等の行動には愛が満ち溢れているんです。この作品は僕の魂のストライクゾーンです!もう僕のような客は、監督兼脚本家のブラッド・バードの思う壺ですね。それでも良いんです!愛の素晴らしさを心の中に刻む事が出来たから!
それぞれ違った個性(パワー)でお互いを助ける設定も大好きです。インクレディブル一家のように、お互いの足りない部分を補い合う事が大切なんですよ。ダッシュとヴァイオレットが親に自分の才能を認めて貰った時の嬉しさたるや、相当なものだと思います。同じように現在の学校の教育も個性を大切に育てて欲しいですね。並列教育反対!子供の素晴らしい才能を発見して伸ばしてやるのも親や先生の努めだと思います。人はそれぞれの才能を活かしつつ、足りない部分は支え合いながら生きていくものだと思いますよ。もっと個性を尊重しましょうよ!
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