相方がこのシリーズの何作目かをテレビで見たらしく、「ハマちゃんとスーさんの関係知ってる？」って聞いてきた。見た事はないけど、人聞きの知識で「会社の社長と社員で、始めはそれを知らないで釣り仲間になったんじゃん。」と答えたけど、「いーかげん！」の一言で終わってしまった。世の中同期や後輩の上司だっている。公私を分けられる相手なら、個人的なつきあいだってする。だから別にそんな関係不思議じゃないけど、女は理解出来ないのか？　「いーかげん！」と言われたのも引っかかったので実際見てみた。（笑）

話としてはよくある話と言えば話だけど、よく出来てる。『ローマの休日』や『星の王子ニューヨークへ行く』系な感じ。「あんた、人の頭になっていたら成功してたよ！」とかのセリフや、月１５万円ぐらいの経理の仕事を世話するところなど、微笑ましく時にはそのやさしさに感動したりする。やがて身分がわかり、社長は「公私を分けてつきあいを続けてくれ。」と頼むが、「それはあなたの為にならない。」と拒み、そして本社移動が手違いとわかり元の地方支社に戻ってしまう。

「どうやって再会するの？」、相方の質問を予想し『釣りバカ日誌２』も借りてきた。（笑）

映画冒頭、エレベータの中で社長と再会。「ん、社長が高松支社に来てるのか？」と思いきや、営業３課の顔ぶれも前作の東京本社と同じ。

・・・・・パート１がなかった事になってる・・・

感動的な別れを描いたんだから、感動的な再会も画け、ボケ！

『釣りバカ日誌２』は怒りで１０分で止めたのでレビューはなし。