コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] いま、会いにゆきます(2004/日)

泣きました、初めて竹内結子を愛しく思えました。
早秀

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







自分の日記を読んで、自分が梅雨と共に去るのを知り、自分の息子や周りの人間に未来を託し始める。もう、この辺からツボ。泣きまくり。

別れの後、竹内結子サイドから見たストーリが展開するがこれは蛇足だと思う。別に幽霊(この作品では幽霊ではないけれど、前知識なしで見た場合当初は幽霊だと思う事を前提として。)が科学的に説明されているわけではないけれど、入り込めるストーリなので「なぜ梅雨の期間だけ?」とか「なぜ記憶喪失?」なんて事はどうでもいい。なぜか彼女は死語1年後の梅雨に死を前に残した言葉通り現れ、そして素敵な数週間を過ごし、去って行く。キャスティングも良く、十分感情移入出来て見れた。それが、やれ車にひかれて気を失っている間に未来にトリップしてたのだのはいらない。こんな事を説明されると、どうでもよかった事が気になっていき、したくもない重箱ツッコッミをしたくなる。卵の割り方を知らなかったって事は生前には教えなかったって事だし、体が弱く出産が原因で亡くなったとしたなら、誰と結婚しようと同じ結果になった可能性は高い。死を覚悟してまで彼に会いに行ったという事を付け足したかったのだろうが、同じ運命なら彼の元にいくよ。

その辺がマイナスで3点に近い4点評価。なんか泣きまくりだったのに、最後は冷めちゃったし。実は両思いだったぐらいで止めて欲しかった。

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)sawa:38[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。