[コメント] ミスティック・リバー(2003/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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てっきり泣ける映画だと思ってたから、ジミー(ショーン・ペン)が警官に取り押さえられて「ノォオォォォオオオォ(NO)〜!!!!」って慟哭するシーンあたり(←CMで流れてた)がそうなのかと思ってた。だが、ピクリとも泣けんかった。・・・おすぎめ。(ひょっとしてただ単に感受性が乏しいだけなのか?)
さて、一番家が遠かった為に車に乗せられたデイブ(ティム・ロビンス)。あの3人の誰もが、(もし、デイブの家の前で遊んでいたら・・・)(もし、あの時セガールが近くを通りかかっていたら・・・)(もし、誘拐犯がスティーブ・ブシェーミのような人相だったら・・・/←あからさまに偽警官)と考えた。
最後も、ジミーはデイブを犯人と確信して殺しちゃう訳だが、あれも1日遅ければデイブを殺さないで済んだ。デイブ死に損の、ジミーくたびれもうけ。天国のデイブとジミーは(もし、1日遅ければ・・・)と考えた。
ほんと些細なことで運命は大きく変わる。運命の皮肉だとか、とにかく「運命」(注:ベートーベンのジャッジャッジャジャーンではない)をキーワードにしたのがこの映画のメッセージなんだろうが、「アカデミーウンヌンって騒がれるほどかぁ?」というのが正直な感想。
一言で言えって言われたら「まぁまぁ」(笑)。
年齢を重ねていったらおそらく感想は変わるんだろうけど。
〜・〜・〜・〜
っていうかショーン・ペンの役名がジミーなのは笑えますね。せっかくショーンって役名があるんだからそっちにすりゃよかったのに(笑)。でも、ショーンが刑事をやると、らしく見えない(失敬)からしゃーないか・・・(笑)。あと、ジミーを演じるのがロバート・デニーロでも十分はまり役だったんじゃないかな。鑑賞中、2人がダブッてしょうがなかったぞ。
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