城に入ってからのRock'N Rollの雨あられ、何とも言えず気持ちいいです。

これは本来なら明らかにNGだろ、っていうところ（結婚式の歌でスーザン・サランドンの帽子がとれかけるところとか、ラスト近く舞台上で4人が歌い踊るシーンで、ポロリどころじゃないくらい乳出してるところ）をそのまま使っちゃうパワーも可笑しい。

バイセクシュアルなキャラクターたちも、時代を表現していて良いですね。ただ、「時代を感じる」＝「古い」っていうのがあるのもまた事実。服装や倫理観など、恐らくリアルタイムで観た人たちが受けたであろうショックは、残念ながら時代を超えられなかったように思います。

ロックミュージカルの楽しさや、ストーリーの弾け方が楽しいだけに悔しい。当時劇場で観てたら凄かったんだろうなぁ。