それはともかく、19世紀初頭のハワイを描いた40年前の作品として、撮影の時点から現代までにさらに失われた土着の風習なんかもあるのでしょうね。

ここに描かれるキリスト教あるいはアメリカという国の、マイノリティの文化や宗教に対する関わり方にいろいろと示唆を受けるものがあります。 200分の長尺ですが、退屈することなく観ることはできました。原作ではさらに神父のその後の物語が延々と綴られているようです。