『アルマゲドン』同様、この手の映画で人生左右されるわけでもないし、洗脳するわけでもないのでムキになる必要はないだろう。これらが好きな人も、決して「人生のバイブル」などと言ってるわけでもない。現代風エンターテイメント作品が好きかどうかにつきると思う。

ところでこのサントラ、うっかり買ってしまったのだが、購入当初は大嫌いだった。生演奏はエフェクトいじりまくり、異常なまでの打楽器、シンセの音色。正統派オーケストラが好みだったので気に入らなかった。だが作品にはとてもよくあっていて、映画館ではものすごいパワーを発揮する。ＢＧＭは鑑賞用に作られたわけではなく、作品を盛り上げることに徹していることに気づき、少し評価が上がった。あれから全然聴いていないけど・・・

そういうわけで、この作品は主に映画館に来たお客さん用のエンターテイメントなんだと思う。あとは好みの問題。要するに、ディズニーランドの『カリブの海賊』に関して「海賊をわかっていない」「海をなめてる」などというような批評は意味ナッシングということだ。