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[コメント] ダイ・ハード4.0(2007/米)

ダイハード節そのままで脇役たちの活躍に共感する。Revに1,2,3含。2007.6.23先行劇場観
中世・日根野荘園

ダイ・ハード』1,2,3に5点をいれていました。でもコメントを書いていません。それは、劇場で観たことがなかったのも要因でしょう。初めて劇場で観られる嬉しさが、先行ロードショーに足を運ばせました。

この機会にいくつかまとめました。

●『ダイ・ハード』を初めて観たのが、1989年初めて自分の給料でビデオデッキを買ってきて、テープレンタルしたのが『ダイ・ハード』。それを何度も何度も観てしまった。オタク好みで根回し的な、パーツやキャラ。何度も出てくる美女ポスター。主(ぬし)のようなおやじ。

個性豊かで、時にはお馬鹿な脇役たち!

同姓のFBI捜査官二人。黒人巡査とその上司、レポーターや奥様ホリーとその同僚。 そして、超エリートテロリスト ハンス・グルーバー(アラン・リックマン)。忘れてならないのが冒頭空港に迎えに行った運転手の活躍。車のクリスマス音楽は印象的に使われた。

●『ダイ・ハード2』には、FAXの使い方もわからないシーンに"ほのぼの感"をいだき、でも女性には誘われる男マクレーン。またまた、出てくる空港施設を知り尽くすマニアックな爺!あるいは空港警官ロレンツとその弟警官。理解し始める管制チーフとエンジニア バーンズの活躍。冒頭すぐ死ぬテロリスト役でその後『ターミネーター2』の敵役になった人もいました。さらに同じ飛行機に乗る愛妻ホリーとレポーター。将軍役に名優フランコ・ネロ。テロ・リーダーや陸軍隊長。

●『ダイ・ハード3』に相棒ゼウス登場(サミュエル・L・ジャクソン)。歴史好きのトラック運転手。象の噴水で問題の回答は、すぐ忘れてしまい何度も見返してしまう。爆弾マニアのような爆弾処理班部長チャーリー。敵役にサイモン(ジェレミー・アイアンズ)。テロリストの愛人カルティ登場のサウンドトラック『ジョニーが凱旋する時』は結構耳に残った。そして無線が使えなくなった設定は『4.0』のヒントになったかもしれない。

●『ダイ・ハード4.0』でとうとう超オタクが相棒に昇格!3の公開が1995年この年、日本は『インターネット元年』と言われる。『阪神淡路大震災』や『地下鉄サリン事件』が起こった年。そして『WINDOWS95』が発売された年。

その超オタクを演じるジャスティン・ロング は、『ドッチボール』や『ハービー/機械じかけのキューピット』の彼!?世代交代という感じ?この10年いえ12年間のIT進化は激動とも言える。今、WEB2.0世代。サイバーテロは時代の流れ。今回ジョンの娘が成長して登場。気の強い役をこなしたメアリー・エリザベス・ウィンステッド

敵役ガブリエルにティモシー・オリファント?あの『ガール・ネクスト・ドア』でポルノ映画プロデューサーをやっていたやつ!わからなかった。『24』風に知的さと厳しさがありました。

女性テロリスト マイ役の(マギー・Q)。ダイハードのようになった『M:i:III』で気になった女優。足が長くてセクシー! FBIマークの制服が似合う。

FBIのボーマン部長役クリフ・カーティスは、『コラテラル・ダメージ』でシュワちゃんの敵役だったり。『クジラの島の少女』のいい親父。最近では『サンシャイン 2057』にも。(余談ながらトム・クルーズの『コラテラル』もありますが、”コラテラル”は、「巻き添え」という意味だそうです。)

超オタクの師匠ワーロック役にケヴィン・スミス。登場シーンはスター・ウォーズファン必見。涙を流すかも。

そして最後に『スター・トレック:ヴォイジャー』にトゥヴォク役で出ていたティム・ラスをそんなところで見るとは思わなかった。

脇役たち万歳!(なんか、水戸黄門か寅さんシリーズを見ている気になってきた)

2007.6.23先行劇場観  PS:今の年金騒ぎで、ますます日本国民背番号制が進むこと。それが心配でもある。警察官だって、未だウィニーによる情報流出事件が続く。そこがブルース・ウィリスを「サイバー犯罪対策」ポスターに起用!不思議な国だ。

(評価:★5)

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