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[コメント] オー・ブラザー!(2000/米)

狂ってなきゃ撮れない映画だと思います。
prick

相変わらずレビューでもなんでもないんですが・・・。

音楽のある生活というのはいいですね。

ある意味でブルースの源流を旅しているようなこの映画、

そんなことを再認識させられました。

個人的なことで恐縮なんですが、

ボクは音楽というモノが限りなく好きで楽器なんぞも嗜みます。

音楽というのは日常にあるべきだと思うんですよ。

そんな訳で、それを実践すべく、

通勤途中なんかはバイクに乗りながらいつも唄っています。

ある日はトム・ウェイツだったり、ジョン・リー・フッカーだったり、

ナンバーガールだったり、ガンズだったり、ゾーンだったり、

美空ひばりだったり、ピンキー&キラーズだったり、

ジャケ買いした得体の知れない人の歌だったりする訳ですが、

まあ、とにかく唄っています。

でっかい声で唄っています。

信号が赤になりました。

バイクは信号待ちで先頭にいけます。

そりゃあ唄いながらすり抜けしますよ。

列の先頭に立って唄うのは非常に気持ちの良いモノです。

♪ボーン・トゥー・ビー

って感じにノー天気で気持ちが良いモノです。

ただ、困ったことが一つ。

後ろから追いついてきたバイクに並ばれたときの所在の無さ。

これ最悪です。

レーシーなバイクの人に追いつかれた場合、

フルフェイスの向こうの困惑顔が予想できてしまうし、

ジェット・半ヘルの人に追いつかれた場合、

「やばい奴の横に来てしまった・・・見ないようにしよう・・・」

と顔を背けられるのがはっきり分かってしまいます。

劇中のネルソンじゃないですが、

世界の頂点から一気に世界のどん底へ、

そんな気分です。

音楽は日常の中に。

とはいえ、SRにまたがってジェットヘル被って、

そこここに聞こえる大声で唄うのはいささか・・・非日常的。

仕方のないことかもしれませんね。

おわり。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ゼロゼロUFO[*]

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