やはり題材も似てる『ウェディング・バンケット』を引き合いに出してしまうのだが、結婚しても好きな人っていると思う。たまたま選べなかった相手が同性だったと考えるほうが自然だ。同性だから捨てた。と単純に悲劇的に考えるのはいけないとは思う。でも、なんだろうな、身を守りたいのか、逃げなのか？

この人達に共通して考えられるのが、世間体を保っておきながら、趣味を隠すという感じ。ようは傲慢の面子持ち。どっちの時の自分が素なのかは百も明知。弄ばれた方は辛いよな。でもそれは、男性女性、性別など一切関係なしの恋愛上ありえる悲劇で性別問題を引き合いにするのもどうかと思う。

やはり、愛の問題は個別の問題で普遍性を求めてはいけないな。

この純粋なランユーの愛は至極のもの。極めてピュア。感動。