エンディングは中途半端。旧作と同様の衝撃的効果を狙っているのだろうが、二番煎じがミエミエですがな。あのエンディングさえなければ、４点つけてもよかったのだが...。奇才と賞賛されるティム・バートンにしては、いただけない結末でした。

それにしても、ティム・ロスはよかった。役者の名前を言われるまで、ホントにわからなかった。本物のチンパンジーをつかっているのかとも、一瞬思っていた。ティム・ロスのマルチ俳優ぶりは以前から脱帽していたが、動物も含めたマルチ俳優だったんだと、認識を新たにしましたよ。

それにひきかえ、マーク・ウォールバーグってのは、パッとしないなあ。〈パーフェクト・ストーム』も『スリー・キングス』も観たけど、なんかダイコンっぽくって。マスクも個性が乏しく、どうでもいいような顔しているし...。