全くもってそうなんですよ。

ニコール･キッドマン があーんな出で立ちで魔女役！？ってだけでおしゃれ映画な気がしてしまう、女の子のハートを鷲掴みにしたあの設定・宣伝も良かったと思います。

バービー人形状態の ニコール・キッドマン 。 どの角度から撮られても、どんな表情をしても、完璧ビューティーで、女の私でもため息漏れちゃいます。 コロコロ変わる表情に鼻ピクピク、ずーっと観ていて飽きません。

そして、ウィル･フェレル 。 彼は大体どの映画でも同じ様な役回りで、周りが見えてない人，空回りも省みないっつーか気付いてない暴走芸の連発なのですが、 不思議な事に飽きない。良い意味で定着してると思います。逆に、そのイメージを脱するのは相当困難と思われますが。

脇を固める役者も マイケル・ケイン , シャーリー・マクレーン , ジェイソン・シュワルツマン と粒揃いです。

ストーリー自体、普通の気軽に観れるラブコメなので、出演者が違ったら ★2 になる恐れありでした。『ステップフォード・ワイフ』 にも言える事ですが。また、ドラマ？元の 「奥さまは魔女」 の映像を入れつつ、その元を知らなくても全く問題なく楽しめる話、と言う設定も新しく、勝因のひとつだったと思います。

05.8.29@ﾁﾈﾁｯﾀ