なんちゅー有り得ない脚本なんだ（笑）。設定からぎくしゃくしてるせいか、最後は作品として崩壊している。おさらいする必要はないが少しだけ振り返ってみると、まず主人公のゴス少女のわがままから。マングラーウィルスを学校中に振りまいた元凶であり、友人達を殺しまくった挙句、泣きじゃくって許しを請う始末。ゴスっぽいキャラクター（しかも主人公）という設定は新鮮味があるだけに複雑だ。そんでもって「マングラーウィルス」ってのが意味不明。ハッカーのサイトからDLしたような気がするんだが、いくらなんでもそれは無理がありすぎる。前作からの関連性は皆無だ。

殺人描写がないのはなぜだ？しかもOVなら色々と融通が利くはずだしなぁ。人が殺される瞬間にフレームアウト、血がブシャ〜って…そりゃないよ。しかも魅力も糞もない見えない敵を相手にしているときた。

唯一に救いは早々と殺されていそうなシェフが最後まで生き延びるところか（笑）。この人に限ってはキャラクターも生きている。冷凍されても死なずに、別れた妻への愚痴をこぼすところなんかが良い。このシェフとマングラーを最終対決させておけば…。

娘と社長の愛の物語に関してはノーコメント。あまりにも酷すぎて…。

最後に、こんなつまらん作品でもPart3『The Mangler Reborn』が製作されいる事実に驚くばかりです、、、