冒頭でスパイ大作戦みたいなことをやっちゃってるキャスパーと、それに指示を与えるロバートおじさん。お前ら一体何者なんだ。しかも目標はカジノというだけあって、緊張感を漂わせる………漂わなかった（苦笑）。あんな簡単に金庫破りできるのか、という突っ込みを無しにしても、その後、カジノのオーナーにお情けで拾われるってのはどうよ！？そんな安易に…！それまでの経緯がちゃらんぽらんだし、悪の警備員と戦わせるためのこじつけでしかないじゃないか！（カジノにしてみればキャスパーのおかげで助かった訳だし大正解なんだけれど笑）。

気象庁（でしたっけ？）の上司と部下も意味わからん。劇中、彼らが数回にわたって登場するのだがハリケーンの動向について述べるだけに留まる。必死の攻防を繰り広げるキャスパー達との関連性は皆無。いやいや、そんな説明わざわざ別撮りする必要ありませんって！！！

ハリケーンの特撮はどうなんだろ？自分があまりＢ級パニックものを観ないが為に基準がわからんのですが、「暴風」だけは見ごたえがあったかと。エースとトラスクが１対１で戦う場面でのハリケーンＣＧには流石に「オイオイ」と思いましたが…。