スリルと勢い、「見せようとする力」がある映画だと思う。

確かにメイクはどっちかと言うと笑えるし、脈絡はほとんど無いし、主人公は馬鹿（失礼）だし、粘土細工は『ウォレス＆グルミット』には到底敵わないけど。

実際、訳の分からないことは多かった。え？本燃やしたんじゃないの？何で森の中に別の怪物がいるわけ〜？とか。でも、ラストは衝撃だったし、最初からグイグイ引き込まれて、目を閉じることができなかった。監督の若さがプラスに動いたものだろう。

しかしこの邦題はひどいよなぁ〜。これ付けた人が、どのシーンを印象的に思ったかがすぐ分かるけど･･･。

書いてみると、欠点ばかり。でも、楽しかったのでOKです。

･･･実際は、前評判の良かった『悪魔のいけにえ』と間違えて借りたんですけどね。 どの映画でも先入観があると面白いと思える私は、結構幸せ者かもしれない。