４０代だったら呆れたかもしれないが、還暦過ぎの御老体に鞭打って昔以上の情熱で頑張られたら、否定のしようがない。好きにやってくれ、スタローン。

なので内容なんて何の期待もしていなかった。期待しなくて正解だった（笑）

ちょっと不満があるとすれば、リー様がチビチビ言われる上にあんまり強くない設定だったこと。本当は最強なのになぁ。・・・でも意地になる姿も可愛かったのでまあ良しとするか（笑）

で、教会のシーン。ただでさえ大根な上に久しぶりの演技で時間も取れないシュワちゃんは、やっぱり大根。“マクレーン（必死／名優）”と“非マクレーン（余裕／大根）”の二つしか演技パターンを持っていないウィリスも、後者で応戦。それに比べるとスタローンはそこそこ。つまり教会のシーンではみんな持ち味が出ていて楽しかった。

それにしてもジェイソン・ステイサムが抜群。さすが現役。スタローン、ミッキー・ロークと３人のときのハニカミ笑顔が可愛いのなんの。本当に嬉しいんだろうな。

結局仲間が誰一人死ななかったことは逆に新鮮で良かった。“カリフラワーイヤー君”と“恋人は弾丸君”（失礼ながら役名も本名もわからない）はどっちか死ぬんだろうな〜と思ってたんだけど。“カリフラワーイヤー君”なんて誰も倒せなったボディガード一番手を倒しちゃったし。

確かにこの内容で「任務は成功したが仲間を失った。俺達は何のために戦ったんだ・・・。」なんて雰囲気出されても困るので正解。ラングレンが生きてたのも大正解。

だから続編作っても良いけど、次回も誰も殺さないで欲しい。・・・・・・ん〜さすがに無理か。じゃあその代わりもっと内容練ってください、監督。