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[コメント] ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984/米)

最低の公開版と最高の完全版。劇場公開時には冗長で「老いの繰言」と感じた記憶がある。いま観られる完全版はまるで別物の素晴らしさ!
ぐるぐる

でも、実は撮影当時セルジオ・レオーネはまだ52〜3歳だったんだけど。

結果的にこれが遺作となってしまったこともあり、何だかこの作品に関しては「レオーネ老いたり」というようなマイナスイメージが固定されてしまっていた。

いま、監督の意図通りに編集された見事な完全版を観ると、初鑑賞時に覚えたあの意味不明で鈍重な印象は、会社が切り刻んで再編集した公開版の呪いだったと知れる。

でも、監督にとっては実は4時間でも「完全」ではなく、脳内では前後編各3時間計6時間という尺を考えていたとか。う〜ん、やっぱりそっちも観てみたいかも・・・

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)代参の男[*]

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