アニメといわれると一歩引いてしまう自分。

　　　　アニメというのは映像表現のひとつだとはわかっている。

　　　　しかし、日常生活においてまったくアニメというものにふれない自分に　　　　

　　　　とってなんとなく子供っぽさ、幼稚さを感じずにはいられない。

　　　　満員の映画館で観たこの作品。

　　　　観客のみなさんが笑っているところでまったく笑えない自分。

　　　　泣きながら映画館を出て行く人々を不思議な感じで見つめる自分。

　　　　これまで、感動する映画にはたくさん出会ってきた。

　　　　感動するということは理屈ではない。

　　　　そう思った今、宮崎駿アニメは自分とは違うところにある作品になった。