■地球滅亡ものとしては先駆者的な作品にもの申すのもタブーとも言えますが、幾つか感じたことを列挙します。

・惑星ザイラによってもたらされた災害が生易し過ぎる。やっぱ津波は『ディープインパクト』級で１００ｍ単位の高さでしょう。

・ロケットよりも千倍も早いスピードで移動する天体だとしたら、１９日前にやり過ごした惑星ザイラに追い着けんでしょう。

・人類の文明を再建しようとしたら、１００人単位の人間では不可能。ましてや４０人じゃあ無理無理。

・動物たちもひとつがい同士だけでも、無理無理。（って、それじゃあ「ノアの箱舟」を完全否定になるけどね）

・抽選で選ばれた割にはカップルが多かったんとちゃいまっか？

・運が良すぎるよ貴方たち。移住しようとする星が、生存に適しているかどうかも解らない。可能性は極めて低い・・・って、ホント万や億単位分の１の運の良さですよ。

加えて、滑降しての着陸も対象の星の状態も解らないのに、無謀なプランを練ったもんだと思ったら、見事人類にお膳立てされたような雪原滑走路がありましたね〜。

この運の良さは神の思し召しと捉えるべきだと自分に言い聞かせました。

■ＴＶ放映を観て感激した小学生の頃。はまりにはまって、この終末感が今後のトラウマになったのは間違い無い。本来は３点が妥当かとも思いましたが、初見時のインパクトを大切に★４のままにします。

はまりにはまった自分は、親にこの原作を頼んだらそのものが無く、替わりに「地球最後の館」という似ても似つかない内容の本を買ってきたという爆笑もののエピソードが！・・・あはは。