[コメント] シッピング・ニュース(2001/米)
この監督の作品は期待度が高くなってしまうので、自然と見る目も厳しくなってしまう。盛り上がりを期待したら、終始淡々とした流れのなかで、終わってしまい、中途半端な感が残った。相変わらず映像は出色の出来。登場人物たちが、少しずつ傷を癒していく再生の過程はじっくりと描かれている。物語の終わりが、彼らの人生の再開であり、厳しい寒さの中にも暖かい余韻が胸に広がる。
(ことは)
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