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[コメント] 私のちいさなピアニスト(2006/韓国)

ぶわっと涙腺を緩める決定力にはやや欠けるが、その時々の人物の心情を表す選曲といい、小生意気なガキを愛しくさせる演出といい、とてもうまい。『僕のピアノコンチェルト』でもそうだが、やはりこれも本人の実演というのが強み。
TOMIMORI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ジスはキョンミンの両親が自動車事故で他界したことは知っているが、スポットライトがキョンミンに自動車のライトを思い出させてコンサートで弾けなくなったというトラウマを理解していないというのが少しひっかかる。 コンサートでダメだった直後に先生から別れを告げられたことは相当ショックだったに違いないにも関わらず、弁解するチャンスを与えないのは少し可愛そうに思えるからだ。逆に何も弁解しなかった子供が偉いとも言えようが。

子供が水をすくう様子を水に沈めたカメラから見上げるように映すというショットは『神童』でも見られたが、どっちがパクったんだろう。公開年同じだし。偶然なのかなあ。

あと、パク・ヨンウの「あっはっは」っていう笑い方がツボだった。

(評価:★4)

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