京野ことみはたけしのよく言う「お姉ちゃん」を象徴してて、岸本加代子は奥さんかな。母親はどちらかといえば美輪明宏の方かもしれない。たけしの母親もヨイトマケしてたらしい。超強引な解釈だけど、何かに当てはめたくて仕方ないのよ。

「孤独」っていう武の本に書いてあるけど、バイク事故の時に本当は死んでいたんじゃないかって酒飲んでいる時によく思うらしい。今の現実は勝手に自分の意思がこんな夢を見ているだけじゃないかって。ヘタすると自分が現実だと思ってる世界はベッドの上で植物人間のまま考えていることではないかと。夢か現実か曖昧なこの映画はまさに瀕死体験をした彼ならではの作品といえよう。