コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 演じ屋 第弐幕(2001/日)

人間を信じず人生に期待もしない英二にとって基樹が大事な存在になっていく、その一歩を描いてもいる第2話。
m

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ひと騒動終わった次の朝、衣笠の目覚ましの音で目覚めた演じ屋代表(笠原くん)が綺麗にたたまれた布団を見付ける。このシーンが2幕で一番好き。なんだかんだ言って代表は衣笠にいて欲しいんだとよく分かるシーン。「そういう感情は持たないようにしている」と言いつつも、衣笠くんに「感情」を持ちつつあるのが分かるシーン。

ストーカーの重城一馬さんも良いです。だってトレーナーとオーバーオールだよ!それはさておき、彼のストーカーっぷりはなかなかハマり役じゃないかと思う。(後の方の幕でも彼は良い味を出しているんだけれども。)

それからラスト、謎を新たに深めつつ終わるというなんとも上手い終わらせ方。1話でもそうだったけれど、ドラマとして起承転結や盛り上げ方が上手いんだよなぁ。

(評価:★5)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。