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[コメント] ステルス(2005/米)

これって反戦映画だったんだ・・・。ヒロインがスーパーモデル出身のブロンド美女でないのがハリウッドらしくなくて不思議(はっきり言えば不細工で三枚目の脇役キャラ)。
HILO

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







[序盤] エディを巡る人間ドラマ。 エディが落雷による故障から物語が始まる。

[前半] エディの実用化を巡り、 現場指揮官のギャノン大尉と現場司令官のカミングス大佐が衝突する。

[中盤] 上官であるカミングス大佐。 序盤では理解者として売っていたが、 エディを実用しだした中盤からエディ主義に変貌する。 コンピュータが落雷による誤作動によりエディが暴走し凶器と化する。 エディの故障を見て見ぬ振りをしつつ、 エディの実用化を続けるカミングス大佐。

[後半] エディに撃墜されたパーセル大尉(即死)、 エディとの交戦で戦闘機を破損されたウェイド大尉、 唯一無事なギャノン大尉、 そんなギャノン大尉への命令は部下の安全ではなくエディの安全。

[そしてクライマックスへ] ここにきてようやく事態を理解したカミングス大佐。 事件揉み消しの為に関係者の抹殺指令を出すが、 生き残ったギャノン大尉の通報により逮捕となる。

[TheEnd] ギャノン大尉の自殺を認めたのは元友人としての武士の情けか。

[総評] 最初は暴走したエディが怖いと思ったが、 本当に怖いのはエディに全てを任せた司令官のカミングス大佐だった。 エディは後半から反省しギャノン大尉に協力する。 (とはいえエディは不可抗力故に無罪かと思われる) 最後はギャノン大尉とウェイド大尉を守る為に自爆するという、 機械離れした友情を見せる。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)わっこ[*]

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