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[コメント] パコダテ人(2001/日)

宮崎あおいちゃんの可愛らしい魅力が、粉みじんに消し飛ぶぐらいの出来の悪さ。
ゆーこ and One thing

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 「害虫」や「EUREKA」で影のある少女を演じてきた宮崎あおいの、明るい魅力がいっぱい詰まった映画としてみるのが正しいんでしょうけど、他のシーンがとんでもなくクダグダでファンタジーとしても成立していないと思いました。

 架空の病気という設定なら分かりますけど、実際に存在するエキノコックス(キタキツネが持っている寄生虫。人間にも感染する)の為に政府の調査団が出動したり、函館の人間は寄生虫の知識ゼロか?

 タレントでもない一般人の顔(しかも未成年)が新聞の一面に載るわけないだろ。そんなことしたらその新聞いっぺんで潰れますよ。

 古田(大泉洋)にしっぽが生えたことが全然生かされていない。何なの、最後のあの告白は・・・。

 設定がとにかくめちゃくちゃでいたたまれない気持ちにさせてくれる作品ですが、ひかると隼人(勝地涼)の携帯電話を使った交流シーンだけは抜きんでて良かったです。

(評価:★2)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)torinoshield[*]

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