[コメント] スーパー・チューズデー 正義を売った日(2011/米)
僕はフィリップ・シーモア・ホフマンのスタンスが正しいと思う。(2012/9/16)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
結論的には、選挙になれば全て妥協するしか勝つ方法がない。
ということ。
てもそれだけでは面白くない。
この映画の欠点は、なにを基準にしているか明確でないこと。
それはサブタイトルから読みとると、正義の基準とでも言いたいのだろうが、それは曖昧で間違っている。
政治の世界に本当の正義などないことは誰もが知ってることだ。 それがこの類の映画の主題として成り立つわけがない。
むしろこの映画は大統領選挙の参謀を描く演出者の映画だ。
だから演出者は主人公が最大の利益を得るように演出する。
若き主人公が対立候補の参謀とバーで密会した時点でこの映画の大きなクライマックスが終わる。
味方の参謀フィリップ・シーモア・ホフマンが忠誠心について語るシーンは、だからこそ迫力がある。
一蓮托生
命をかけて戦う選挙。
自らの利益だけを求めてふらつく主人公を応援することはない。
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