[コメント] ポーラー・エクスプレス(2004/米)
トム・ハンクスの活躍をますます応援したくなるような素晴らしい映画だった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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どんな映画にも動機があるはずだ。子供のころのサンタクロース。それは信じるという気持ち。いつのころから日本でもサンタが活躍するようになったのか知らないが(当然戦後ということになる)、その信じる気持ちが伝わる良い映画だったと思う。
ロバート・ゼメキスは間違いのない二流監督だろう。しかし、二流に徹しているところが凄いと思う。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と『フォレスト・ガンプ/一期一会』程度しか知らないが、いずれも映画としての一流ではない。そんな彼が作ったささやかなクリスマスプレゼントがこの映画なのだろう。
むしろトム・ハンクスはもっと凄いと思った。もちろん、この類の映画が本来の彼に真骨頂なのかもしれないが、この作品が作られた前後の作品、たとえば『グリーンマイル』や『プライベート・ライアン』の世界からすると『トイ・ストーリー』や本作は、彼が彼自身の望む世界から離れようとしないしつこさを応援したいと思う。
彼は本当に素晴らしい役者であり映画人だと思う。
(2008/12/24)
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