[コメント] スター・ウォーズ ジェダイの復讐(1983/米)
エピソード6ですよね。これがシリーズ最後の作品かと思うとちょっと・・・・
3つのストーリーが交錯する展開で、いかにもエピソードの最後を飾るのにふさわしい内容ではあります。 ただし、できすぎという感じもあります。
このシリーズのひとつのテーマである親子という観点から、この映画は終局します。『帝国の逆襲』ではなたれた"I am your father"の衝撃から、このシリーズは親と子の葛藤のドラマであったことを示唆していると思います。ルーカスは、なるほどこのことを言いたかったんだ。
ジョージ・ルーカスのこの映画は世界的に歓迎され、独立したコングロマリットとして君臨しつづけていますが、実は彼の家庭は裕福で何不自由なく育った彼の大きな壁は父親だったと聞きます。反面病弱の母親には溺愛され、大事に育てられたようですね。
そんな彼の人生観がここで終結してるようにも見てとれます。
この映画で派手に終焉を迎えるラストシーンは、確かにこのシリーズを締めくくるのにふさわしいとも思いますが、本当はこういう終わり方を求めていないのではないか。実はこのシリーズの本当の最後であるエピソード9にルーカスの真実なる人生観が込められているのではないか。
色々考えさせられるシリーズラストですね。
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