[コメント] 3−4X10月(1990/日)
ビートたけしが登場した途端、空気が変わりましたね。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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音楽が全くない作品でした。それだけが印象的。
きっと北野武監督は、この映画で本人の出演することもあって、多少のお笑いを意識していたのかもしれませんが、映画全体の作りは全くもってマジメなものになっていまして、笑うどことかドキドキの連続でした。
途中、後半の結末を予感させるカットバックが挿入されますが、あの暗示がラストの展開に見事につながっているんですね。
これはもう才能としか言いようがありません。
北野武監督の個人主義的作品がフランスあたりで高く評価されるのは当然で、ドゴール主義の生みの親ですので、彼の作品が高い評価を得るのは日本人にとって不思議でもフランス人にとっては当然のことなんですね。
2010/04/22 自宅
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