指輪の１作目やっと見た。今では「旅の仲間」っていうんですか？ 世間からずれちゃって、駅伝の繰り上げスタート状態。

長かった。それでも、それぞれのキャラの相関関係がイマイチわからん。フロドについていくおチビさんたちの理由もよくわからんぞ。

登場人物多いし、けっこうアクションがあるので人物描写はいまいち足りないかんじ。エクステンデッドバージョンとか見たほうがいいのかな。もっと長いのか・・。やはり原作読んでいないとストーリーの深みは伝わりにくのかも。これだけ長くても食い足りないもん。

遠近法的カメラアングルでごまかしてるとこはちょっとバレバレ。

ショーン・ビーンが出てるのは知らなかった。 いかつい顔なのにまたセンシティブな役しちゃって。 ヴィゴはもちろんカッコイイが、オーランド・ブルームの貴公子ぶりにびっくり。カリビアンと全然ちゃうやん。

はやく続きが見たいけど、これ１作の評価となると、うーん・・。 特に指輪自体の魔力・神秘性の肉付けがもっと欲しかったし、フロドがそれを守る必然性の説得力が乏しい。

例えは悪いが今年のＮＢＡオールスター。 東の小兵、アレン・アイバーソンに立ちはだかる西軍は、シャキール・オニールを筆頭にダンカン、ガーネット、ヤオ・ミン、ノビツキーと２メートルをゆうに越える巨漢ばかり。 まるで＜暗黒軍対ホビット族＞のような図式でしたが、勇敢にドリブルで切れ込むアイバーソンに観衆は拍手喝采。

それぞれの部族の役割があるから仕方ないけど、小兵が闘う姿は映画的にはおいしいので何か小人ならではの武器を持って闘いに加わって欲しかった。 イライジャ・ウッド君、大きな目をひらいておびえてばっかなんだもん。